弦楽器の音を最高の音色でレコーディングするのは至難の業です。ヴォーカルなら口元、管楽器なら基本的にベルからと、音の出どころがはっきりしているものに対して、弦楽器はあらゆる面から様々な帯域的特徴をもった音が発射され、部屋の反響を経てトータルで耳に入ってきているものをその楽器の音として認識しているためです。ゆえに部屋の特徴(広さや反響の具合)の影響をうけやすく、いわゆる宅録ではそれが最大の問題となってしまいます。またやっかいなことに、例えば同じチェロという楽器であっても個体差が大きく、一本や二本のマイクでは到底素敵なサウンドには仕上げられません。
自宅であるこのstudio Deep Forestで、チェリストである私自身がマイクの種類、本数、マイクを向ける角度、距離を徹底的に分析し、MIXのバランスも自ら研究し、最高の音に仕上げることに成功しました。
これまで多くのいわゆる宅録の発注を受け納品して参りましたが、圧倒的なサウンドクオリティと定評をいただいております。またクラシックのCD製作のためのレコーディングを依頼されるなど、特に弦楽器のレコーディングにおいて高く評価されています。
部屋
広さ 約25畳
高さ 3m強
反響版や吸音材を的確に利用し、オフマイクに素敵なアンビエントサウンドが収録出来るよう調整。
DAW
Pro tools 2020.5 (2020.6現在)
機材
<HA>
Metric Halo ULN/2
Focusrite scarlett octe pre
Focusrite scarlett 18i20
<マイク>
ノイマン
U87ai 2本
km184 4本
TLM103
ロード
R122
soundelux
U95
blue
bottle
woodpecker
さまざまなミュージシャンをよび、studio Deep Forestからライヴを配信!
CDクオリティのサウンドで、富士山麓の素敵な森の景色とともにお送りする、内田麒麟渾身の企画です。
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