内田麒麟(内田佳宏)
Kirin Uchida
大阪府出身。京都薬科大学入学と同時に学内のオーケストラにてチェロを始める。
異例の遅さから始めたにもかかわらず、卒業後、東京芸術大学に入学。
その後同大学院修士課程を大学院アカンサス賞を受賞して修了。
作曲・編曲なども行い、学位審査会においては異例の自作曲をプログラムに組み込んだことでも知られる。
これまでに林裕、河野文昭、西谷牧人、山崎伸子の各氏に師事。
クラシックのみならず、ジャズミュージシャンや和楽器奏者とのコラボレーション、タンゴ、ロックなど様々なジャンルで自在に演奏活動を行うほか、レコーディングやテレビ出演等も多数行う等、活動の幅は多岐にわたる。
作曲家としても、2014年公演のミュージカル、岸谷五朗監督・黒木メイサ主演の「VAMP 魔性のダンサー ローラ・モンテス」の劇中音楽を一部担当するなど、独自の音楽性が高く評価される。
会田桃子・吉田篤貴・角谷奈緒子と四重奏を組み、タンゴやジャズ、アイリッシュなどのジャンルでの活動を精力的に行う。また尾池亜美とのDUOで弦楽器の可能性をさらに広げる。
2017年からアーティスト名を内田麒麟として活動。名付け親はバイオリニスト・弦一徹氏。
溝口肇 CD『チェロ・ブーケ』にチェロカルテットのメンバーとしてレコーディングに参加。
ゲーム音楽作曲家坂本英城氏率いるHideki Sakamoto Trio としてアルバムをリリース。
その他「嵐」『綾香』や『TOKIO』『ゴールデンボンバー』など、様々な歌手やドラマ、映画、ゲーム音楽など劇伴やCMのレコーディング・音楽番組などに弦一徹ストリングスなどの一員、またはソロとして参加する。
師事歴 |
これまでに林裕、河野文昭、西谷牧人、山崎伸子の各氏に師事。
室内楽を松原勝也、玉井菜採、ほか多くの指導者に師事。
マスタークラスにおいてミクローシュ・ペレーニ、グスタフ・リヴィニウスらの指導を受ける
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受賞歴 |
2007年度青山音楽賞新人賞受賞。
2009年度ヴァイオリンの尾池亜美氏とのデュオとして青山音楽賞バロックザール賞を受賞。
2010年度ヴァイオリンの依田真宣氏、ピアノの入川舜氏とのトリオとして青山音楽賞バロックザール賞青山音楽賞受賞。
2012年、ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第3位受賞。
大学院アカンサス賞を受賞。
2014年、第11回ビバホールチェロコンクール第2位受賞。
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出演歴 |
2010年京都国際学生フェスティバルに日本人代表として出演し、「文楽」などを演奏。
芸大室内楽シリーズにて松原勝也、市坪俊彦、村田千佳氏とブラームスのピアノ四重奏曲演奏。
サントリーチェンバーミュージックガーデンにて弦楽四重奏として選抜出演。
芸大室内楽定期演奏会出演。
アゼリア新人演奏会出演。
軽井沢音楽祭出演。
芦屋室内合奏団とハイドンのチェロ協奏曲第二番を共演。自作のカデンツァを演奏。
その他様々なコンサートを企画・ゲスト出演をする。
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